【熱中症】この夏、看護師の俺がロードバイク乗りに言いたいことがある!【自転車乗り必見】

どうも珊瑚です。

今年の夏は熱中症のニュースが多いですね。

消防庁による速報では、今年四月三十日から七月十五日までに、全国では前年同期を約二千人上回る21166人が救急搬送されているみたいです

病院勤務の僕も日々看護師として働くなかで、今年は去年と比べ熱中症で搬送されてくる患者さんの数が多いと感じています。

ニュースでは未成年が部活動で熱中症で搬送されていて、管理問題的なことが大々的に取り上げられていますが、多くの熱中症患者は高齢者です。

体内の水分量がもともと少ないため、高齢者は常に軽い脱水状態なので少し汗をかくと熱中症になりやすいのです。

高齢者が増えている日本ではこれから先も熱中症患者やそれに伴う死亡者は今後も増加していくと思います。

ただ、今年のように猛暑が続くと高齢者に限らず、熱中症になるリスクはとても高いです。

 

特に炎天下の中、働く人やスポーツをする人!

僕自身ロードバイクが趣味で週に1〜2回走っています。

そんなロードバイク 乗りに看護師という医療者として言いたい!

 

 

 

それは、

ロードバイク乗りって普段からハンガーノックとか気をつけているから、

そこそこ水分・電解質摂取とか気をつけているし、

比較的自己管理できていて素晴らしいってこと!

 

うん。そこは誇れると思う。他のスポーツしている人よりも自己管理能力は高いはず。

できれば猛暑日に走るのは避けるのがベスト!

ただそれでも炎天下の中でもどうしても走りたいって日があると思うので、

すでに知っている人もいるかもしれませんが、熱中症の症状・気づいた時の対処・そうならないためにどうしたら良いのかについて紹介します。

熱中症とは

そもそも熱中症というのは一般的に「暑熱環境における身体適応障害によって発生する状態の総称」とされています。

要するに暑いところでしんどくなっている状態ってことです。

症状もめまい、立ちくらみ、大量の発汗や頭痛、足をつったり様々な症状があります。

そして熱中症にはⅠ〜Ⅲまでのレベルがあり段階が上がっていくごとに重傷度が上がります。

熱中症レベルⅠ

症状としては、めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の汗、筋肉痛、筋肉がつる

この時は比較的に意識ははっきりしているけど、ちょっといつもよりあれ?って感じです。

基本的な対処として涼しいところで休憩、氷とか水をかぶって冷やしたり、積極的な水分・ナトリウム(塩分)の補給をして、症状が改善されれば大丈夫です。

熱中症レベルⅡ

症状しては、頭痛、嘔吐、体のだるさ、力が入らない、頭がぼーっとする

この時はもう意識が少しぼんやりしている状態で判断力や集中力が低下しています。

対処としては、医療機関の受診がオススメです。とりあえず、走るのはやめて、涼しいところに避難・水分摂取・とりあえず救急車呼ぶ。

そんな大げさなぁ〜って思うこともあるかもしれませんが、このレベルまでくると、正確な判断ができないことありますし、どんどん重症化して意識がなくなることも十分可能性としてあります。

一人の時に対処できるのはこの状態までだと思って良いと思います。

熱中症レベルⅢ

いわゆる熱射病です。

症状としては、意識がなくなる、まっすぐ歩けない、けいれん、赤っぽい尿、38度以上の発熱、皮膚の乾燥(汗が出ない)

もう絶対救急車呼んでください。とうかここまで来ると一人では呼べない状況のことが多いです。

なのでその手前、できればレベル1の段階で気づいて対処する必要があります。

病院に搬送されて、点滴で水分補給、冷却ってだけで助かり、後遺症もなく退院できることもありますが、腎臓や脳にダメージが及べば重篤な後遺症、命の危険もあります。

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熱中症にならないためには

一番は走らないこと!って言ってしまえばそれまでですが、暑い時間帯は避けて早朝のみのライドや体調が少しでも悪ければ、走らないという判断をするのが一番賢明だと思います。

それでも、走る時には以下のことを参考にしてください。(暑くない日でも大切な対策です。)

①水分補給

「いや、分かっているよ」って思うかもしれませんが一番大切です。そして、普段よりも汗をかいて水分摂取が必要な状況なので、のどが渇く前に頻回に水分を取る必要があります。途中トイレ休憩で、おしっこの色が濃い黄色なら脱水傾向にあるので、もっと飲まないといけないなぁって思ってください。

②日陰で休憩を取る

走り続けるとどうしても日に照らされて、体温は高くなってしまいます。休憩を取るのはもちろん、できるだけ、日陰で休んで体温をあげすぎないようにこまめに休憩を取ることがオススメです。

③水をかぶる

体温を冷やすため、水をかぶって体の外から冷やすのはとても有効です。体を冷やす用にボトルを持っていき、頭からかけて体温を下げましょう。この炎天下ならすぐ乾きますが、濡れた肌やジャージが渇く時に気化熱という現象によって水分と一緒に熱も奪っていってくれます。

④複数人で走る

熱中症は重症化すると一人では助けを呼ぶことができません。暑い日は一人で走るのではなく、複数人でのライド推奨です。熱中症の自覚症状や進行速度には個人差があり、さっきまでなんともなかったのに、次の瞬間意識がなくなることもあります。一緒に走る人がいない人は早朝や夜間のみのライドにするか、一緒に走る友達を作りましょう。なので、ぼっちライドが多い僕は早朝しか走りません。

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最後に

 

上に書いた対策はどれも簡単なことですが、意識しないとつい忘れがちなことです。

健康への貢献度マックスなロードバイク で倒れて、一生を棒にふる なんてことにならないように気をつけましょう。

では


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珊瑚

アラサー男性看護師です。 趣味はロードバイク、カメラ、株 二歳のベンガル猫と暮らしています。

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